「沈黙のWebライティング」は、有名なブロガーの人など多くの人が、よく薦めている本です。
表紙の帯に、個性的なキャラクターが描いているので、とても目も引きます。
ブログ運営をしている人には、気になる本だと思います。
「沈黙のWebライティング」を読んだ感想を書きたいと思います。
購入した時の感想
「沈黙のWebライティング」は、ネットで中古で買いました。
届いて思ったのが、分厚い!!ということです。
厚みが約3㎝あります。
重い!が第一印象です。
読み終わるまでの時間
「沈黙のWebライティング」は、イラストと吹き出しを仕様したストーリー部分と、文字での解説が、交互にあります。
ページ的には、イラストを使用したストーリー部分の方が多いです。
このような、イラストと吹き出しを使った本を初めて読んだので、斬新に感じました。
エピソード1~7と、エピローグがあります。
一日に、1エピソードを読んでいったので、一週間ほどかかりました。
1エピソード分のストーリーと解説を読むだけで、満足感がありました。
沈黙のWebライティングの感想
「沈黙のWebライティング」を読み終わって感じたのは、読むのに時間がかかったなということです。
ストーリーの印象が強いので、どんな本か一言で語ることが難しい本です。
しかし、ブログを書いている人、ブログを運営している人、Webライターをしている人、Webで集客をしたい人には、思い当たるふしが多い本だと思います。
コンテンツを自分で作って、発信する時に、自分の軸をもっていないと迷ってしまいます。
アクセスを集めるだけに作るのか、誰にために書くのか、収益だけを追求するのか、自由だけれども、責任を伴います。
「沈黙のWebライティング」の中で「敬意」という言葉が登場します。
Webの世界は、自分が発信したものが誰が読んでいるのか実感がありません。
しかし、読んでいるのは人間であることを考えないといけません。
「敬意」を忘れないで、コンテンツを作ることが、大切だと感じました。
ネガティブな感情の正体
もう一つ、共感したところが、ライターへの記事依頼について書かれた部分でした。
「最初から全力でフィードバックする、途中から強くすると、相手の中にネガティブな感情が生まれやすい」
この部分でした。
私は、お金をもらい文章を書いたことがあります。
お金をもらっている以上は、真剣に書きます。
しかし、途中でダメだしされると、「先に言ってほしい、今までの記事が期待に応えられていなかったのか」という気持ちになります。
不愉快な気持ちになるというのでなく、応えられていないという事に落ち込むのです。
仕事を依頼する側からすると、指摘したから気を悪くしたんだなと思っているでしょう。
「ネガティブな感情」という表現はピッタリだと思いました。
人に言葉だけで伝える難しさがあります。
ネットを通じた世界でも、結局は人なので、人に敬意を払えない仕事をしている人は衰退していくでしょう。
「沈黙のWebライティング」は、きっと経験や体感が増えるほど、納得する部分が増えていく本だろうと思います。